タオへの道

真に幸せに生きるとは何かを探求する、幸せ道。

なんで自分ばっかり・・理不尽を乗り越える、たった1つのスキル

今朝は寒かったですね。
東京でも水たまりに氷がはってました。
 
この寒さが続くのも多分あと少し。
楽しみたいです。
 
 
さて今日は、
キングダムの1シーンをから。
 

最強の男の言葉

重要な登場人物の一人に
王騎という将軍がいます。
 
その名前を聞いただけで
敵であれば誰もが恐れるほどの強さ。
 
その強さの秘密はなんなのか?
 
彼はこう言いました。
 
数えきれぬほどの戦場を駆け回り
数万の戦友を失い
数十万の敵を葬ってきた。
 
命の火と共に消えた彼らの思いが
全てこの双肩に重く宿っている。
 
 
戦争で一番重要なのは、
国の勝利。
 
つまり、大将を守ること。
 
自分の命をかけてでも、です。
 
多くの兵士たちが、国のため、将軍のために命を落とした。
 
そんな彼らの思いと共に、王騎は戦う。
 
だから強い。
 
 
ここまではなるほど、と思いますよね。
 
でも王騎はもう1つ、
自分の強さの理由を言いました。
 
数十万の、自ら葬ってきた敵。
 
王騎は、
敵国の兵士の思いも包み込み、
ともに戦っている。
 
自分の命を奪おうとした相手なのに、
なぜ?
 
そのわけは
 
敵には敵なりの、理由があるから
 
だと思うんです。
 
 
 
王騎は、百戦錬磨のめちゃくちゃ強い将軍。
戦いを挑めば、
普通に考えて、勝てる可能性なんてほぼないです。
 
でも、それでもあえて
戦いを挑んできた。
 
最初から、死を覚悟の上で。
 
命をかけてでも、王騎に挑んでくるのは、
 
愛する国を守るため。
 
そして、
 
国に残してきた、愛する家族や仲間を
守るためなのかもしれません。
 
 
 
敵国の兵士として見れば、
自分を殺しにくる憎き相手にしか見えないと思います。
 
でも、
その背景には、
守るべき家族や、仲間がいる。
 

見方を変えれば、その人は

誰かの父であり、夫であり、息子なんです。
 
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王騎は、
剣を振りかざして向かってくる相手の後ろに、
 
その人が愛する「誰か」の姿が
見えていた。
 
 
それでも斬らなければいけない。
 
これは個人の情を挟むことは許されない、
国と国の戦争だから。
 
この過酷な状況でも
自分にできることは何かと考えたとき、
 
王騎の出した答えが、
 
自分が斬った人たちの思いも共に、
時代を切り拓いていくこと
 
だったんじゃないかなと思います。
 
 

時代は流れ、現代は・・

 
今、2021年。
 
時代は流れ、剣で斬り合うようなことは
なくなりました。
 
 
が、しかし。
 
私たちは、人生において、
 
何をやっても上司にダメ出しされたり、
信頼していた人にあっさり裏切られたり、
結婚を考えていた恋人から急にフラれたりとか、
 
理不尽なことって、ありますよね。
 
 
悔しい!絶対許さない!!
 
と、怒り、悔しさ、悲しさ、ネガティブな感情が
ゴゴゴ・・と湧き上がってくることもあるでしょう。
 
 
でも、
こんな時こそ、深呼吸。
 
敵(だと思っている人)の背景を
少し想像してみると、
 
何かを守るために、こうするしかなかった、とか、
過去の辛い体験が、その人をそうさせた、とか
 
敵には、敵なりの事情が、
きっとあるはず。
 
 
そして、その事情を汲み取り、
 
あー、この人も大変な思いをしてきたんだな
 
って思えたとき、
 
 
 
相手の思いを、
自分のエネルギーに、変えることができるはず。
 
 
 
そう、
この時、あなたは、強くなれるんです。
 
将軍王騎のように。
 
 
 
相手を憎んで、愚痴るより、
 
相手の思いを受け止めて、自分の力に変えていくことで、
 
人生は、よりよりいい方向に進み出すと思います!

 


【今日のTao】

ムカついたときほど、相手の背景を想像しよう。

 

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