タオへの道

真に幸せに生きるとは何かを探求する、幸せ道。

土の上、歩いてますか?

 
昼休み、会社の近くの神社に行ってきました。
 
鳥居をくぐると、参道は石畳の1本道。

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そこを歩いて、本殿に向かうわずかな時間、
午前中の倦怠感がサーっとはらわれ、
なんとも清々しい気分。
 
今日は特に、風が強かったので、
樹々の葉が擦れる音がとっても心地いい。
 
めちゃいい気分で
参道を半分まで進んだとき。
 
あ!と思いました。
 
 
参道から外れてみよう。
 
 
石畳の参道の周りは、舗装されてない、土のままの地面。
 
土の上を歩いてみよう、と思ったんです。
 
 
いざ、参道から降りて、
土の上に足を乗せると、
 
ふわっ
 
柔らかい・・!!
 
 
なんて足に優しい、自然のクッション。
 
ほんの短い距離でしたが、久しぶりの土の上、
少し癒されました。
 
 
 
土。
 
 
普通に生活していると、
土に触れる機会、なかなかないですよね。
 
 
実はこれ、
すごく危険なことだったりします。
 
 
土に触れないことが、危険?
 
どういうことかと言いますと
 
土には、ある「大切なもの」が眠っているんです。
 
 
大切なものとは、
 
 
記憶です。
 
 
その土地の上で生きてきた、
先人たちの、記憶なんです。
 
 
はるか昔からずっと続く、
長い長い、命のリレー。
 
そのリレーの中で、
たくさんの知識や知恵が育まれてきました。
 
その先人たちの紡いだ知識や知恵が
土のなかに記憶されているんです。
 
 
 
土に触れることによって、
 
先人たちの命の記憶を受け継ぎ、
そして後世に渡していく、
 
命のバトンリレーの走者となること。
 
これはわたしたち一人一人に課せられた、
魂のミッションだと思います。
 
 
その大切なミッションを果たすことが、
今、とても難しくなっている。
 
その原因が、
大地がアスファルトで舗装され
 
わたしたちは日常的に
土に触れることができなくなった。
 
つまり、
 
記憶の継承ができなくなったのです。
 
 
舗装され、誠意された街は、
確かに便利だけど
 
その代償は大きすぎるように思います。
 
 
 
だからといって、
 
アスファルトを今すぐ剥がしてしまえ!
なんてことはムリな話。
 
 
今、自分にできることは、
意識して土に、自然に、触れること。
 
 
先人たちの記憶が
決して失われないように、
しっかりバトン、受け継ぎいでいきたい。
 
そのために、
もっと自然と仲良くなりたい!って思います。
 
では今日はこの辺で。
お読みいただき、ありがとうございました!