タオへの道

真に幸せに生きるとは何かを探求する、幸せ道。

人生で一番大切なことは〇〇の記憶の中にある

昨日のメルマガで、
今月は火のエネルギーを借りて、
人生の柱を打ち立てよう、
ということをお伝えしました。
 
そうは言っても、人生の柱って・・と思われたら
今日は、そのヒントになるかもしれません。
 
人生の柱、
使命やミッションを考えるワークでは、
 
人生で感動したこと、
心が踊った体験、
最初から人よりうまくできることなど、
 
わくわくの記憶を探るものが多いと思います。
 
確かに、
人生をかけてやりたいことって、
わくわくの中にありそうなイメージです。
 
 
でも、
ワクワクだけではどうかな〜と
最近思い始めました。
 
 
わくわくから湧き上がるエネルギーって、
ブワッと一瞬で火柱が立ち上がるような、
瞬発力は、確かにあると思います。
 
でも、それだけでは、
長続きは難しい・・
 
 
実は、わたしたちは、
もっと強く大きなエネルギー源を
持っていて、
 
 
それが、
 
悲しみの記憶
 
です。
 
 
 
思い出すだけで胸が締め付けられるような
辛い体験、
 
大切な人を失うという
深い深い悲しみ、
 
なんでこうなるんだ・・!!
という激しい憤り、など
 
人は誰もが、人生の中で1つや2つは
ネガティブな記憶ってあると思います。
 

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そんな記憶、思い出したくもない
と封印してしまっているかもしれませんが、
 
実は
その悲しみの記憶こそ、宝。
 
 
その裏には、
 
人生をかけて貫きたい思いが隠れている可能性が
大いにあるからです。
 
 
そして、その思いこそ、
熱く燃えて生きるための、
湧き上がるエネルギー源。
 
 
 
 
映画やドラマ、漫画の主人公や、
過去の偉人、今を輝く著名人・・
 
誰か一人、好きな人物を思い出してみてください。
 
華やかな活躍の裏には
悲しみの記憶があるのではないでしょうか。
 
 
例えば
半沢直樹は、お父さんの自殺。
鬼滅の刃の炭治郎は、家族の死。
キングダムの信は、親友である漂の死。
 
忘れ去ってしまいたい、辛い記憶ばかりです。
 
 
でも彼らは、
その記憶を、封印しませんでした。
 
封印するどころか、
 
人生の伴侶として、
共に前に進んだのです。
 
 
 
キングダムの信が、
こんなことを言っていました。
 
 
「本当に死んだ奴のことを思うなら、
 そいつらの夢を叶えてやれよ!」
 
 
 
「死んだ奴」とは
「過去の自分」とも解釈できます。
 
 
 
過去の悲しんだ自分に、
問いかけてみてください。
 
 
なぜあの時、
それほどまでに悲しかったのか。
 
 
悲しみの根本を辿っていくと、
本当はこうしたい!という
人生をかけて貫きたい熱い思いが
隠れているかもしれません。
 
 
 
本当はこうしたかった。
 
過去の自分が叶えたかった夢、
貫きたかった思いを、
 
今のあなたが
代わりに叶えてあげませんか?
 
 
 
緊急事態宣言が延長され、
また外出しにくい週末がやってきます。
 
自分と向き合い、
悲しみの記憶の封印を解いてみるのも
いいかもしれません。
 
【今日の光のフレーズ】

悲しみの裏側に、エネルギーの源泉が隠れている